<高校入試おすすめ問題集シリーズ(3)>公立高校対策で良かった問題集は?

前回の記事で、そろそろ本気モードに、と書きましたので、高校受験の問題集の紹介をしたいと思います。

 

まずは、旺文社のものです。

 

  1. 「受験生の50%以上が解ける落とせない入試問題」シリーズ
  2. 「受験性の50%以下しか解けない差がつく入試問題」シリーズ
  3. 「高校入試 でる順」シリーズ

 

ですね。

ちなみに、前に紹介した通称「電話帳」こと「全国高校入試問題正解」も旺文社のものです。

つまり、旺文社は毎年全国の公立高校の入試問題と主だった私立高校の入試問題を集めているわけで、上記もその膨大な過去問データを利用して作成されている問題集だな、という内容になっています。

 

逆に、松太郎のように「電話帳」を全教科持っていない場合でも、上記問題集は主に公立高校の過去問が引用されている感じだったと思うので(すみません、受験後処分して今手元にはないのですが)、公立高校の受験対策にはとても役立つと思います。

 

上記1~3は5教科それぞれありますし、3の「でる順…」は、5教科をまとめて1冊にしたものもあったかと思います(可能であれば5教科それぞれのを利用するのがいいかと思いますが)。

 

ちなみに、3に比べると1,2は薄めなので、分厚い問題集には拒否反応を示すタイプのお子さんに向いているかもしれません。

問題集のネーミングでわかるように、

 

  1. 絶対に解けるようにしておきたいレベルの問題を集めた問題集
  2. 得点源にしたい教科で高得点を狙うための問題を集めた問題集
  3. はやり?の分野を確認できる問題集
という感じでしょうか。
 
基本のおさらいをしたい教科は1をやるといいと思うのですが、確か1や2は、中を開くと各問題毎に正答率があるので、松太郎には、正答率80%以上の問題だけ選んで解いていく、というのを数学と理科でやってみました。
 
なるべく入試範囲全てを効率良く確認する、というのと、
夏休みを含め、これまでも受験勉強はやってきたわけで、優しい問題なら割と解けるという自信を持ってもらいたい、
というのが狙いといえば狙いです。
 
この時期になると、問題集は、真面目に1ページ目から全部解く、ではなく、問題集の中から必要な箇所だけピックアップして解く、という割り切りも必要になってくると思います。
 
範囲全体を広く浅くやっていくと、同じ教科の中でも、得意、不得意がわかってきます。
 
得意な分野については2にの方にある、同じ分野の方の問題に挑戦してみる。
 
苦手な分野は、再度教科書、資料集や、要点をまとめたもの、持っていれば参考書で復習をして、また1のその分野の残りの問題を解く、
 
みたいな感じで利用しました。
 
得意教科については最初から2をやってみました。
 
A県の公立高校入試で難易度が上位高校を目指す場合、8割から10割の当日点ですから、2のレベルの問題も正答率がとても低い問題を除き、ある程度はできるようになるのが理想かもしれません。
 
時間があまりないので、買わなかった教科や買ってもほとんど手がつかなかった教科もあります。
 
*ちなみに、あくまで使い方の一例で、合格を保証するやり方ではありません(笑)
 
すでに自主的に勉強できる習慣がある場合は、子供が自分でより効率の良いやり方を見つけていると思いますが、松太郎のように、何すればいい?から始まる状況の場合は、この問題集のここやってみたら、的なことを親がフォローしないと、大事なこの時期に迷走してしまうということに…。
 
難しい問題を解くとできずに落ち込むので、数学は難しい問題やる時は英語は優しい問題に取り組む、
 
とか、
 
昨日は色々落ち込んで勉強が嫌になってそうだから、今日は優しい問題集を軽くやってみたら、好きな教科だけにしたら、と声かける
 
とか、そんなフォローをしていました。
 
3の問題集は松太郎の興味を引くに使えました。
 
歴史はこの分野が出る順1位だね、ちょっとやってみる?
 
という感じで。
あと、順位を含め分野別に色々な問題が載っているので、苦手分野の教科や別な問題集でできなかった問題の類題を探してやってみる、という使い方をしていました。
 
またいい問題集を思い出したら書きますね。
 
あ、問題集を使う大原則ですが、できなかった問題には印をつけておくことです。
 
松太郎はこれすら、しつこく言わないとやりませんでした。
 
日付記入は途中で諦めました(T_T)
 

 

 

 

 

 

 

私立高校の入試問題の難しさにショックを受けるかも

さてA県の場合、2月初めに私立高校の入試があり、3月に公立高校の入試があります。なので、先に試験が来る私立高校の入試対策をいつどのようにしたらいいかということになりますが…

 

松太郎は公立高校が本命でしたので、その前提でとなりますが、結論から言いますと、私立高校入試用にはあまり時間をとっていません。

 

なぜなら、そもそも、全県模試の結果だったり、難易度の情報から、松太郎の実力で合格の可能性が高いと思われる高校を選んで受験したからです。

 

なので、本命の公立高校入試に向けた勉強が私立高校入試の対策にもなります(あたり前といえばあたりまえですが)。

 

ただ、過去問だけはやっておくべきかな、と。しかも、公立高校より1カ月早くに試験があるということで、12月中に一度は昨年度分だけでもいいのでやってみて欲しいです。もしまだ過去問をゲットしていなかったら本屋へGoかネット書店でもいいのですぐに入手です!

(前にも触れたとおり、HPから昨年の入試問題をダウンロードできる高校もあります。)

 

年明けは学年末テスト対策の方が大事になってくるので(内申を上げる本当に最後の最後のチャンスなので)、2学期の期末テストが終わった今の時期が私立高校の過去問をやってみるチャンスです。

 

で、いっぺんに全教科できなくてもいいので、まずは1教科やってみようと声かけしてみましょう。でも、時間は本番通りにきちんと計って、ちゃんと今何点とれるか、を知りましょう。

 

といいつつ、松太郎が取り組んだのは冬休みに入ってからでした(-_-;)。

初めて取り組んだ時は大ショックでした。

学校のテストや公立高校の過去問では見たこともない難しい問題があり、「何だこの問題!」と。

結果、半分できたかできないか、というような点数。

 

当時公立高校では8割以上の得点を目標にしていて7割はとれるかな、くらいの状況だったので、半分できたかできないか、という結果にまずは大ショックを受けていました。

 

どんな問題かと星子も初めて私立高校の過去問を見て、あちゃ~、と。

くせのある問題があるはあるは…。社会なんて、そんな細かい知識必要なの?とか、物理とかも、うわ、ややこしそう、という問題とか。

 

そこで初めて、そういえば私立高校は何点くらいとれば合格?という疑問が。

そうなんです。そんなことも知らないのです。塾だとそういう情報がもらえたりしているのでしょうか。

で、またまた出ました。星子のネット検索。ショックを受けてるだけで何もしない松太郎(いつものことですが)のかわりに調べましたよ。

 

なんちゃら知恵袋やら、教えてなんちゃらやら、なんちゃらナビの掲示板やら複数の書き込みを調べた上で、松太郎の受験する高校はどこもだいたい6割取れれば、というのが目安っぽいな、と。

(あくまで松太郎の受験した高校の場合なので、高校によっては違ってくると思いますので、「○○高校 合格 点数」とか、「○○高校 合格 何割」などで、複数の書き込みを調べてみて下さい。学校の先生にも聞いてみましょう。)

 

さらに調べると上位コースだと7割以上とるのが目安だったりとかでした。

 

一応、それを松太郎に伝えると、「6割」というので少しショックが和らいだようでした。6割は5割に近いといえば近いので何とかなるかもしれないと思ったのでしょう。

 

50点しかとれないか、60点とれるかの壁は高いかも、と星子は思ったのですが、そこはいい方に解釈している松太郎にはもちろん言わず、「6割とれればだから、あと少し頑張って勉強すれば何とかなるんじゃない。こんな問題、ほとんどの人はそんなにできないと思うよ。」と声かけしておきました。

 

心の中では、あと1か月、しかも間に学年末テストがある中で何をやっていくべきか…、愚直に受験勉強するしかないか…、など少しあせりが出てもいましたが。

 

要はショックを受けるなら早めに、ということです。塾に行っている場合は私立高校対策もやってくれたりだと思いますが、塾行っていない組は、私立高校の過去問のうち得意教科1教科でもいいのでこの時期にちょっとやってみましょう。

ショックを受ける(?)目的だけではなく、高校によって5教科の配点や時間(問題の量も)違っていたり、記述かマークシートか、その両方か、なども違うのでそれを知り、慣れるという意味でも、時間も計って取り組んでみましょう。

 

ただし、私立高校やばい、とこの時点でショックを受けても、公立高校が本命の場合は、私立高校の対策にのめり込み過ぎないようにした方がいいかもしれません。

難問は他の人もできないと割り切って、公立高校レベルの問題を確実に解く、ということでコツコツ点をとっていくしかないかな、と。

(あ、松太郎のように受験勉強がギリギリでやっている人の場合です。)

 

今なら、まだ伸びます、でもそろそろ本気モードですね。

 

 

 

私立高校にはスライド合格の仕組みがあったりします

私立高校のスライド合格について。

 

といいつつ星子も詳しいわけではありません。

是非、募集要項や各高校のHP、学校の先生に尋ねるなどしてよ~く確認してみて下さい。前の年とは仕組みが変更されたりもあるので、最新情報をとるようにして下さい。

 

スライド合格と書きましたが、言い方は色々あるようで、転コース合格とか言ったりもしますね。

 

スライド合格とか転コース合格というのは、

ある私立A高校に例えば、大学進学コースと難関大学進学コースがあったとします。

難関大学進学コースの方が入学難易度が高いコースとします。

 

この場合、大学進学コースは合格圏内だと思うけれども、できれば難関大学に進学したいので、難関大学進学コースを受験したいけれど、落ちるくらいなら大学進学コースでも、という人のために、

 

難関大学進学コース希望で受験して、かつ、転コース合格を希望すると、難関大学進学コースには届かない結果でも、大学進学コースに合格できる結果を出せば大学進学コースの方で合格できる、という仕組みです。

 

上位コースと下位コースの組み合わせは私立高校の方で指定されていますが、要は一つの受験でチャレンジと滑り止めを組み合わせられるという、できる子にとってはより有利な仕組みです。上記はあくまで一つの例であり、呼び方も細かい転コース合格の仕組みも高校によって異なるので、なるべく多くの私立高校の入試制度を是非調べてみて下さい。

 

スライド合格や転コース合格の他に、専願優遇という仕組みがある高校もあります。

 

専願優遇はこれも高校によって呼び方が違うのですが、要は、そこに合格したらそこの高校に必ず入学します、と宣言することにより、合否判定で優遇してもらえる、という仕組みです。

 

是非その高校に行きたい!という場合は活用したい仕組みですよね。

公立が第一志望の場合は、たぶん、使えませんが…。

(A県の場合、原則として、公立高校を受験して合格した場合は公立高校を蹴ることができません。)

 

星子のように、私立高校はどこにも見学等行かなかった皆さん、学校を通して希望する高校は募集要項をもらえるかと思いますが、是非各高校のHPを見てみて下さい。

 

募集要項もダウンロードできることが多いし、昨年の入試問題がダウンロードできたり、特色や学校行事、制服(割と大事?!)、などなどたくさんの情報が得られます。

 

中3の皆さんはそろそろ私立高校については絞り込む時期ですが、見学はできなくてもHPをみたり、ちょっと校舎だけでも見に行ってみたりして悔いのない高校選びをして下さいね。

 

ちなみに、松太郎は私立高校は3校受験しましたが、2校受験や1校受験の人も多いかと思います。

 

3日連続は確かに直前になって松太郎はボヤいていましたし、私も3日連続はきついかな、とも思いました。

 

一緒に行く友人のいなかった2日目は、松太郎的には本命ではない高校でもあり、受験することを後悔するような発言もあったため、親バカかもしれませんが、その日だけは仕事を休みにして、車で送迎しました。

 

なので3校受験は必ずしもオススメではありません。本命校と滑り止め校の2校で十分かも、とも思います。

 

我が家の場合は、より選択肢を多くしたい、ということで3校受験に踏み切りました。

ボヤきながらも3日連続受験をこなし、3校から合格をいただきました。

第一希望のコースではなかった高校もありますが、スライド合格で救っていただきました。

 

松太郎が行きたかった高校がちょうど第一希望のコースで合格いただいたということと、スライド合格だった高校でも合格は合格ということで、結果的には本命の公立高校受験に向けて、気持ち落ち着いて、かつ、煮詰まっていた受験勉強に少しだけ自信をつけて臨めることになり良かったです。

 

余談ですが、ネット出願の高校がどんどん増えているようですね。

松太郎の時は、ある特定の日に、各高校に数名ずつ願書を提出しに行く日があったのですが、もうそういのはなくなっていくということですね。

 

次回は私立高校入試に向けて何をしたか、について話題にしたいと思います。 

私立高校を決めた経緯など

A県の中3の皆様まそろそろ私立高校の受験校を決める時期ではないでしょうか。

(※このブログでは公立高校・私立高校ともに推薦ではなく、一般入試の方を前提として書かせていただいております。)

 

松太郎は、一番多いパターンかと思いますが、公立高校が第一志望、滑り止めとして私立高校を受験する、という方針でした。

 

もちろん、金銭的な面で公立高校であれば助かります。ただ、何らかの理由で、本人が強く行きたい私立高校があれば、検討しようとは思っていました。

なので、星子自身では私立高校を熱心に調べるということはしませんでした。

 

結局、我が家の場合は公立高校が結果的に第一志望となりましたが、各私立高校にはきっとそれぞれ特色があり、私立高校だから滑り止めと決めつける必要はないと思います。

 

本題に戻ります。

松太郎の場合は前に触れましたが、友達がきっかけである私立高校を見学に行きとてもきれいだったと気に入りました(きれいだったことより信頼する友人に勧められたのが大きかったようですが)。

 

星子がちょっと調べてここが良さそうと思った高校とは違ったのですが、親のおしつけ受験は避けたかったため、A県の場合は最大3校受験できるのを利用することに。

※A県の私立高校の入試は2月の初め頃に3日連続であり、A高校は1日目、B高校は3日目、というように高校毎にその3日間のうちのどこかに試験が行われます。

 

私立高校の翌年度入試日程は5月とか6月の時点ではわかっていますので、本人の希望する高校はまずは受験することにし、同じ日に試験のある高校はその時点で選択からはずれます。残り2日の試験日で受験できる高校の中から星子が候補を決め、松太郎に提案しました。良さそうな男子校があったのですが、共学を希望したため、そこも本人の希望を優先しました。

 

結論から言うと残り2校は星子の意見をほぼ受け入れてくれました。

本人が希望した高校を否定せずにまずは受験することにしたからだと思います。

 

残り2校を決めるにあたり、星子が考慮したのはやはりバランスです。

まず松太郎が選んだ高校の難易度を調べ(全県模試の結果や、先日紹介した高校受験雑誌等を参考にしました)、そこそこ松太郎の実力に合っているということがわかりました。

ということは、まずは滑り止めになる高校を選択しました。そして残り1日はチャレンジ校を選びました。

とにかくほぼ間違いなく受かるであろう高校を受験することにしておくと、先生との面談がとてもスムーズに進みます。

確実に合格できそうな高校を受験することで、少なくとも松太郎の担任はその他の受験高校については何も言いませんでした。

逆にこちらでは考えていませんでしたが、せっかくスライド合格の制度があるからと、ある高校については上のクラス→通常クラスのスライドを利用して上のクラスを受験することを勧めていただいたりしました。

 

スライド合格などについては次回にでも少し触れたいと思います。

 

余談ですが、受験することにした高校の中には、地元出身の親世代や祖父母世代にとってはヤンチャなイメージがある高校もありました。なので、両親が地元出身の場合は「う~ん…」となる場合もあるようですが、今は全然そういう感じではないようです。とはいっても親の先入観はどうしても入ってしまいますよね…。A県には昔はヤンチャだった学校が今では全然そういう感じではない、という高校が他にも幾つもあるようです。

時代が違う、というのは親として心しておきたいところです。

 

あと、結局保護者としてどの私立高校も見に行きませんでした。公立高校もですが…。

本当は子供が行かなくても受験する可能性のある高校くらいは学校説明会や見学会等行ってみればよかったのかもしれませんが、忙しくて(面倒で?)行かないまま過ぎてしまいました。

 

なので星子が選んだ2校は、難易度、通学のしやすさ、聞いた話、イメージ…こんなところで選びました。

この選び方については決して褒められたものではないと思います。

くどいようですが、一度くらいは足を運べば良かったかもです。

ただ、仕事をしている身としては、秋以降はあっという間に過ぎてしまった、という感じです。松太郎もあまりこういうことに積極的ではなかったですし、子も子なら親も親…。

 

ちなみに、実は滑り止めのつもりで受けた高校が滑り止めになっていなかったかも、というオチがつきました。前年度よりも人気が出ていて、おそらく難易度が上がっていた可能性がありました。本命私立の上位クラスには合格したのに、滑り止めクラスの上位クラスには不合格でした(通常クラスには合格できましたが)。滑り止めと考えていた高校の過去問1年分くらいしたやることができず、3校のうち初日でもあったためか、試験から戻ったときに本人いわく「全然できない問題とかあった、やばい」と。

 

本当に何があるかわからないものです。

忙しい時期ですが、だからこそ、私立高校選び慎重にやって下さい。

 

私立高校といえば、松太郎が拒否したので行きませんでしたが、A県の私学協会では、毎年秋に(今年は10月だったようです)「私立学校展(小・中・高)」というのを土日の2日間を利用して開催しているようです。

 

中1・中2の皆様で来年もし時間があれば足を運ばれれば、個別相談を行ったりもしているようですので、私立高校を受験する場合の参考になるかもしれません。

(ちなみに、中3の時にちゃんと私立学校展の案内が配布されていたようですが、松太郎は親に見せずでした。星子がはりきってしゃしゃり出そうなイベントについてはさりげなく案内を見せない、忘れたフリをする、という手段をとって彼としては防御していたようです。特に男子のお子さんをお持ちの親御さんはご注意下さい(-_-;))

 

 

 

 

 

 

大手塾が出している高校入試情報誌を買って参考にしてみよう

ズバリ、A県であれば、

・K合塾が出している「SUCCESS DATA(サクセスデータ)」

・S鳴予備校が出している「SUCCESS ROAD(サクセスロード)」

の2冊かな。

毎年いつくらいかなぁ、夏か秋くらいに最新版が出ると思うのですが(今だと2018年度入試用が出てますよ~)、要はその都道府県の高校入試の仕組みや入試情報、公立高校や私立高校の難易度や各高校の特徴の紹介、などなど、自分の志望校以外のところは余分なページとはいえ、塾に行っていない組には参考になるページも多いかな、と思います。

 

どちらがいいか、と言われると難しいのですが、本屋さんのたぶん高校受験関係のところに並べてくれていると思うのでまずは見てみて下さい。

 

ただ、注意点があります。サクセスロードだったかと思いますが、難易度で偏差値が使われていたと思うのですが、その偏差値はS鳴予備校の行っている模試の偏差値かと思います。前に私がすすめた全県模試の偏差値と同じと考えてはダメです(学校のテストで偏差値を出していたらもちろんそれも同じと考えてはダメです)。

 

模試を受けている母集団が違うので偏差値の比較はできません。ただ、おおよその目安として、同じ学力だと、A県の場合、全県模試の偏差値からマイナス10くらいがS鳴予備校の行っている模試の偏差値に相当かな、と、つまり全県模試で偏差値65の子がS鳴予備校の模試を受けると55くらいかも、ということです。なので逆に、例えばサクセスロードで目標偏差値50という高校があったら全県模試で偏差値60とれていると、お、狙えるかも、という感じかな、と(あくまで星子の主観ですので、くれぐれも鵜呑みにはしないで下さいませ)。

 

ネットでも高校偏差値ランキング、なんてあって色々なところで偏差値というのが使われていますが、偏差値は母集団によってかわる、というのは子供は知らなかったりするので、そこは親がフォローしてあげて下さい。一つの資料の中で相対的に難易度を比較する分にはいいと思いますが、ある模試の結果の偏差値をネットのランキングの偏差値と比較して、あ、大丈夫、とか全然ダメ、とかは意味がないのです。くどくてすみません。

 

でも、サクセスデータもサクセスロードも偏差値だけではないのです。実は私が一番参考になったのは、どの内申点の人が受かっているか、というデータです。見てもらえばわかるのですが、自分の想定しているよりも低い内申点の人が合格していたりしたので、今の内申ならこの高校もとりあえず挑戦はできるかも、というようなことがわかります。テストや模試の結果のわりに内申がとれていなくて悩んでいる方ほど見てもらいたいです。

 

そういえば、どの中学校もそうかはわかりませんが、先生は公立高校の合格実績と内申についての資料を持っているようです。松太郎の時も公立高校を決める面談の時に、「松太郎の内申でも○○高校に合格者がいなくはないので、可能性はあるかも。」と先生が資料を見ながら話してくれました。時間がないので「それじっくり見せて下さい!」とは言えなかったのですが。

 

ちなみに、上記の市販の高校入試情報誌は、うちは中2の時にたまたま本屋で見つけて(松太郎はまだ無関心の頃です)、私が知りたかった、各高校の難易度や大学合格実績等の情報があったので即買いました(なんとなくサクセスデータにしました)。で、中3の秋に最新情報が欲しくて今度はサクセスロードを買いました。

 

うれしい誤算だったのが、中2の終わり頃に、松太郎が「高校どうしようかな~」とつぶやいた日があったので、こんな本があるよ、とサクセスデータを渡しました。すぐに見たかどうかは忘れましたが、リビングに置きっぱなしにしておいたら、その後たまに見ていたようです。何か部活や行事、場所などに注目して各高校紹介を見たみたいで、割とミーハーな理由ではありましたが、初めて自分で「○○高校いいなぁ」と後日言い出しました。

 

A県は上記2冊かと思いますが、他の都道府県でも似たような高校入試情報誌があるのではないでしょうか。

 

うちと同じようにいくかはわかりませんが、中1、中2のお子様を持つ方は、お子様が興味を持った時にすかさず見せられるように、先手を打って、買っておくのはどうでしょうか。

 

親がこの高校にしなさい!と押し付けるのも何でしたので、とりあえず興味ある高校を自分から言い出してくれたのは、本当にありがたかったです。そこから実際に志望校をどうしていったかはまた後日ネタにしますね。

その前に中3の皆さんは期末テストの結果を受け、後日保護者や先生を交えての2者面談や3者面談または両方という時期ではないでしょうか。

A県の場合は、ここで私立高校の受験校を学校とすり合わせることが多いかと思います。

 

次は私立高校のネタでも書けたら、と思います。

 

テスト後にやっておくといいこと

すみません、2,3日前に書いたのに下書きのままになっていました。

 

まずは、テストが終わった日ですが、よくプリントをなくすとか探すはめになる、というお子さんの場合、とりあえず親がクリアファイル準備しておいて、テストの日の夜に声かけして、テスト問題を召し上げておくなり、このクリアファイルに入れておくといいんじゃない?など介入しておきましょう。

 

返却のある日はそこから必要なのを持って行き、返却されたテストとともにまたクリアファイルに戻す、松太郎の中学校ではテストが全教科返却されたら、配布された表紙とともにホチキス留めして、反省も記入、保護者も捺印をして期日までに担任に提出でした。

 

初めてこの定期テスト毎に問題やテスト用紙を綴じて提出(担任チェック後返却されます)を知った時はビックリしました。今時の中学校はこんなこともするんだ、と。

 

正直、意味あるのかな、とも思いましたが、もちろん子供にも先生にも言いません。ま、文書管理やファイリングは社会人で役立つスキルでもありますし…

 

で、提出必須なのに、問題や返却答案をどこかにやってしまうんですね~。特に男子。

なので冒頭の記事のように、ということです。

 

中1くらいにしつこく介入しておけば、うまくいけば中2くらいからは自分でやるようになるかもです。

 

ちなみに、このテストファイルを提出するっていうのはさすがに成績には関係ないかもしれませんが、教科によってはテスト返却後にテスト直しというのが宿題になったしてないでしょうか。それについては教科によっては宿題ってことで評価に入っているかもしれなせん。この時に返却されたテスト用紙がないと致命的です。テスト2,3日後くらいに(テストの結果はどんなに悪くてもどうこう言うのはぐっとこらえて)、さりげなく「テストの直しとか宿題になってたりするの~?」とか声かけてみるといいかもですね。「面倒かもしれないけど、ちゃちゃっとやっちゃえば?」とか。

 

宿題や提出物といえば… 

特に男子は提出関係さぼりがちです。ちなみに、うちは授業中の積極的な発言(成績表の関心・意欲・態度に関係するらしい)はどうしても無理と松太郎に宣言されましたので、「そんなに発言が嫌ならいいけど、そのかわり、宿題含め提出物はちゃんとやったら?」とか、「せっかくテストでいい点とっても宿題とか出さないってだけで成績悪くされたら悔しいじゃん!」とかけしかけて、宿題だけはなるべくやる、というふうにしました。すぐにやるようになったわけではありません。

宿題何出てかわからん!のレベルから始まり、たまには宿題やるか → 今日は宿題あったっけ? → 宿題くらいはやるか、となるまで、明るくけしかけ続けました。

塾に行っていないと他に尻をたたく人がいないので、親も根気強く、あきらめず、ですね。 

 

 

 

テスト直前になったら、腹をくくって、ここだけは、に取り組む

予告したテスト勉強について。

(夏休みの件より先にこちらにします。)

 

といってももう期末テスト直前だったりすでに始まってたりですよね。

更新が遅くてすみませんm(_ _)m。

 

塾無しのメリットの一つは完全にマイペースでできることです。

あ、もしかしたら個別指導の塾だと自分の好きな勉強ができるのでしょうか。

行っていないのでその辺はわからずでごめんなさい。

 

マイペースでできるということで、2日間とかにわたるテストの日程表をみて、直前につめこめそうなものを決めます。(少なくとも提出課題は終わっっているという前提です。)例えば…

 

<国語>

・漢字ワークが範囲であれば、間違えた漢字のみ復習しておく(この辺は松太郎に言ってもなかなかやらないので、親である私がワークから間違った漢字をピックアップしてミニテストのようなものをメモ用紙で作成してやってもらったりしました。)

・教科書ガイド、教科書ワーク、教科書トレーニング等で今回の範囲のメインになる題材についてだけは問題等をやって解説を読んでおく。

・古文や漢文が範囲なら日本語訳にだけはできるようにしておく。

・板書やプリントだけは見直して語句や古文、漢文の訳は覚える。

 

<数学>

・学校配布のワークとかプリントの範囲を一度は解いている場合は、間違った問題のみもう一度やってみる。

※数学については直前にあれこれやるのはわからないと不安になるだけの場合もあるので、思い切って他の教科を優先したりしていました。

 

<英語>

・先生からやっておくように言われたことがあれば再度それをやる。範囲のところを日本語訳できるかどうかを親が聞いて確認してあげる(教科書を訳していくのをあっているか確認してあげるということです)。

・重要単語や重要表現(教科書やワークをみると、この単元での新出単語とか表現がたいていはわかるようになっていると思います)についてクイズ形式とかで問題を出して答えてもらうというのをやってみる(親が英語で言ったら子は日本語訳を言い、親が日本語で言ったら子は英語で答える)。

 

<社会>

・松太郎が必ず直前にやっていたのが時事問題対策です。これまた本人はのんびりしているため、私がネットで時事問題をまとめたサイトを見つけて(「時事問題 定期テスト」などで検索すると複数のサイトが見つかります。作成して下さった方に感謝、感謝です)、松太郎に読ませていました。さらには二人でこれ出るんじゃない?とか予想したりしてました。(個人利用に限り印刷等もできるサイトであれば印刷して利用したりしてテスト当時の朝食の時に「これ読んで!」とかやってたりしていました。ギリギリに何やってるの、という感じで、くどいようですが、過保護だなぁ。)

・ワークの最後のページが一問一答とかになってないでしょうか。なっていればそこを親子でクイズっぽくやる。寝る直前がいいかもです。最後の確認(悪あがき)ってことで。

・プリントとかあればそこから適当にクイズ形式で問題を出してあげるのもいいかもです。

 

<理科>

・直前にやるとしたら範囲のうち重要そうな部分で表にまとまっているのがあればそれだけは自分なりに覚えるようにする。玄武岩など岩石の種類と特徴の表、子葉植物とかの枝分かれしているやつとか、どの気体をどの方法で発生せてどの方法で集めるかの表とか

・化学反応式なんかもこれは出そうという重要なものだけは頑張って覚える。

・教科書、ノート、資料集をみて、絶対出そうという語句とその意味だけは覚える。

 

<実技教科>

・範囲のところを覚えるつもりで1回は目を通し、親がクイズ形式で質問して、間違えたところは少し後にまた質問してあげたりして何とか詰め込む。

※実は松太郎はなかなか実技は苦戦していて、直前でもあまりやる気が出ず、覚えきれないというダメなパターンでしたが、本当は実技教科こそ直前に集中してやると高得点を取れる教科なのではないかと思います。忘れもしない、中3の家庭科。範囲表を見るとミシンの使い方や用語が絶対出そうだから前日はこれだ、と星子は思っていたのですが(松太郎はここが出そうとかすら考えようとしない(泣))、あれもこれもでバタバタしていたらやり忘れてしまい案の定テストで出たという…。

 

A県は実技教科ももちろん内申としては見られますので、テスト直前には割り切って実技教科でいい点数を狙うという作戦もありかと思います。

社会で必ず時事問題が出る場合は、時事問題対策はオススメです。あとクイズ形式の一問一答も。

 

あとは、テスト当日の提出分をちゃんとしまったかどうかを前日に声かけするといいかもです。何て過保護な!はい、わかっています。でも背に腹は代えられません。星子も範囲表みて「〇〇ワークはもうしまったの?」 「〇〇ワークは丸付けもやってあるの?」「コンパス必要って書いてあるけど大丈夫?」なんて声かけたり、昔名前の記入していなかったことがあって以来は提出物もざっと見せてもらって抜けがないかのチェックをしたこともあります。うっかり飛ばしている問題があったりするんですよね。トホホ。

 

テスト終わったらその日は思いっきりゲームできるよ~とか言って、せめて直前だけは頑張ってもらいましょう!