私立高校にはスライド合格の仕組みがあったりします

私立高校のスライド合格について。

 

といいつつ星子も詳しいわけではありません。

是非、募集要項や各高校のHP、学校の先生に尋ねるなどしてよ~く確認してみて下さい。前の年とは仕組みが変更されたりもあるので、最新情報をとるようにして下さい。

 

スライド合格と書きましたが、言い方は色々あるようで、転コース合格とか言ったりもしますね。

 

スライド合格とか転コース合格というのは、

ある私立A高校に例えば、大学進学コースと難関大学進学コースがあったとします。

難関大学進学コースの方が入学難易度が高いコースとします。

 

この場合、大学進学コースは合格圏内だと思うけれども、できれば難関大学に進学したいので、難関大学進学コースを受験したいけれど、落ちるくらいなら大学進学コースでも、という人のために、

 

難関大学進学コース希望で受験して、かつ、転コース合格を希望すると、難関大学進学コースには届かない結果でも、大学進学コースに合格できる結果を出せば大学進学コースの方で合格できる、という仕組みです。

 

上位コースと下位コースの組み合わせは私立高校の方で指定されていますが、要は一つの受験でチャレンジと滑り止めを組み合わせられるという、できる子にとってはより有利な仕組みです。上記はあくまで一つの例であり、呼び方も細かい転コース合格の仕組みも高校によって異なるので、なるべく多くの私立高校の入試制度を是非調べてみて下さい。

 

スライド合格や転コース合格の他に、専願優遇という仕組みがある高校もあります。

 

専願優遇はこれも高校によって呼び方が違うのですが、要は、そこに合格したらそこの高校に必ず入学します、と宣言することにより、合否判定で優遇してもらえる、という仕組みです。

 

是非その高校に行きたい!という場合は活用したい仕組みですよね。

公立が第一志望の場合は、たぶん、使えませんが…。

(A県の場合、原則として、公立高校を受験して合格した場合は公立高校を蹴ることができません。)

 

星子のように、私立高校はどこにも見学等行かなかった皆さん、学校を通して希望する高校は募集要項をもらえるかと思いますが、是非各高校のHPを見てみて下さい。

 

募集要項もダウンロードできることが多いし、昨年の入試問題がダウンロードできたり、特色や学校行事、制服(割と大事?!)、などなどたくさんの情報が得られます。

 

中3の皆さんはそろそろ私立高校については絞り込む時期ですが、見学はできなくてもHPをみたり、ちょっと校舎だけでも見に行ってみたりして悔いのない高校選びをして下さいね。

 

ちなみに、松太郎は私立高校は3校受験しましたが、2校受験や1校受験の人も多いかと思います。

 

3日連続は確かに直前になって松太郎はボヤいていましたし、私も3日連続はきついかな、とも思いました。

 

一緒に行く友人のいなかった2日目は、松太郎的には本命ではない高校でもあり、受験することを後悔するような発言もあったため、親バカかもしれませんが、その日だけは仕事を休みにして、車で送迎しました。

 

なので3校受験は必ずしもオススメではありません。本命校と滑り止め校の2校で十分かも、とも思います。

 

我が家の場合は、より選択肢を多くしたい、ということで3校受験に踏み切りました。

ボヤきながらも3日連続受験をこなし、3校から合格をいただきました。

第一希望のコースではなかった高校もありますが、スライド合格で救っていただきました。

 

松太郎が行きたかった高校がちょうど第一希望のコースで合格いただいたということと、スライド合格だった高校でも合格は合格ということで、結果的には本命の公立高校受験に向けて、気持ち落ち着いて、かつ、煮詰まっていた受験勉強に少しだけ自信をつけて臨めることになり良かったです。

 

余談ですが、ネット出願の高校がどんどん増えているようですね。

松太郎の時は、ある特定の日に、各高校に数名ずつ願書を提出しに行く日があったのですが、もうそういのはなくなっていくということですね。

 

次回は私立高校入試に向けて何をしたか、について話題にしたいと思います。