高校受験前の最後の長期休みである冬休みをどう過ごすか

学生は冬休みに入った人が多いですよね。

いよいよ受験がじりじりと間近に迫ってきましたね。

 

くどくてすみませんが、以下はあくまで私の知っているA県の場合という前提で書いています。

簡単に言うと、私立高校の一般入試は2月初めの3日間、公立高校の一般入試は3月初め頃に、2校受験の場合、試験→面接→中日→試験→面接という5日間の日程、私立高校は一般入試の場合内申は関係ないことが多いですが、考慮される場合は中3の2学期の成績が提出されている場合が多い。公立高校は内申点の入試への影響の割合が半分近くとなりますが、提出される成績は中3の学年末の成績。

 

違ってたら申し訳ないのですが、確か東京都の都立高校の場合は中3の2学期の成績が使われるのではなかったでしょうか。

(2月終わり頃に都立高校の入試があり、その直後くらいに学年末テストがあると聞いたことが…。)

 

つまり例えば東京都で公立高校を受ける場合と、A県で公立高校を受ける場合は、学年末テストの重みが、少なくとも入試に関しては全然異なる、ということです。

 

なので、おそらく東京都の場合は、受験直前の冬休みは入試に向けての勉強でいいのではないでしょうか。

それに対して、A県の場合は、1月に行われる学年末テストも見過ごすわけにはいきません。

 

では、20日弱の冬休み、受験勉強と学年末テスト用の勉強と、どうバランスをとればいいのか…。

 

塾に行っていない松太郎でしたが、星子としては、中3の夏季講習又は冬季講習は行くことになるだろう、と思っていましたが、結論を言うとどちらも行きませんでした。

本人はもちろん、星子もじっくり講習先の塾を探す余裕がなく、星子が勧めた塾は松太郎は乗り気ではなく、乗り気ではない塾に行って、本当に合わなかった場合のダメージを考えると家で頑張ろうということになりました。

 

とにかく、迷って日が過ぎるのは避けたいので、松太郎と相談して、学年末テスト2週間前にあたる日くらいまでは受験勉強中心、学年末テスト2週間前からは受験勉強より学年末テストの勉強を優先としよう、と決めました。

 

この辺の配分については各家庭の状況によって異なると思います。

 

松太郎の場合、志望校を変更しないで済むためには、これ以上成績を下げられないこととと、学年末テストの結果によっては学年末で上がる可能性のある教科もあった、ということで、学年末テストも頑張らないといけない状況でした。

 

ご存知のように学年末の成績は1、2学期の成績も含めたトータルの成績ですので、学年末のテストだけでいうと5段階で5がつく成績であっても、例えば1,2学期ともに3だと学年末の評価は4くらいになる、ということがあり得ます。

 

松太郎が学年末テストの結果次第で成績が上がるかも、と期待した教科は、12月の三者面談で担任からも言われたのですが、

例えば、1,2学期どちらも評定4だった教科があって、各教科4つか5つの観点がある中で観点別の評価がA、B、C(Aが一番高評価)で評価されている場合、

1学期→2学期を並べてみた時に、その教科の4観点(国語の場合5観点)が、A→A、A→B、B→Aのどれかになっている教科でした。

この場合、学年末テストでいい成績をとると最終的には1、2、3学期の観点別の評価がどれもAになる可能性があり、結果、評定5になる可能性があるとのことでした。

 

(松太郎の中学校では観点全てAになって初めて評定が5になります。そして、Aが3つでBが一つだと評定4、Aが2つBが2つで評定3か4、Cもあると…)

 

ちょうど2学期の終業式が終わり、成績表を受け取っている時期かと思います。

今一度上記の観点で1、2学期の成績を見てみてはどうでしょうか。

もちろん、中学校によって評価方法が多少異なるとは思いますが、学年末テストや課題を頑張れば評定があがる可能性が高いかもしれない教科の参考になるのではないでしょうか。

 

もちろん、成績を下げたい人はいないと思うので、どの教科も捨てるわけにはいきませんが、特にこの教科に力を入れてみようというモチベーションアップにつながるといいかな、と思います。

 

松太郎の場合も頑張れば、4→4→5も夢ではない、という教科があり、より学年末テストの勉強を頑張って、なんと実際にどちらもいい点数を取りました。

ただ、結果的には1教科が5に上がりましたが、1教科は4のままでした。

でも上がる場合もある、ということは忘れないで欲しい、あきらめないで欲しいな、と。

 

ちなみに、評定が1学期→2学期が5→5という貴重な教科が一つだけあり、それは学年末テストの結果だけだと4くらいの結果だったのですが、学年末の評定としては5をもらうことができました。

 

とはいっても受験勉強も気になるわけで、松太郎の場合は5日くらいまでは受験勉強ということで、冬休み入ってすぐに過去問にもまた時間を計ってチャレンジしてみるということをやりました。2年分くらいやってみてどの教科のどの分野が点数とれないかを調べ、問題集の中からその分野をみつけて重点的にやる、というのをやりました。

 

また、数学、理科、社会については、分野がわかりやすいので、学年末テストの範囲を中心に受験勉強もして一石二鳥(?)を狙いました。学年末テストの範囲は受験の範囲でもあるので。例えば理科の場合は太陽系とかだったかな(ごめんなさい、うろ覚えです)。

 

冬休み中についてはまだ書きたいので、また次回に続けたいと思います。