私立高校を決めた経緯など

A県の中3の皆様まそろそろ私立高校の受験校を決める時期ではないでしょうか。

(※このブログでは公立高校・私立高校ともに推薦ではなく、一般入試の方を前提として書かせていただいております。)

 

松太郎は、一番多いパターンかと思いますが、公立高校が第一志望、滑り止めとして私立高校を受験する、という方針でした。

 

もちろん、金銭的な面で公立高校であれば助かります。ただ、何らかの理由で、本人が強く行きたい私立高校があれば、検討しようとは思っていました。

なので、星子自身では私立高校を熱心に調べるということはしませんでした。

 

結局、我が家の場合は公立高校が結果的に第一志望となりましたが、各私立高校にはきっとそれぞれ特色があり、私立高校だから滑り止めと決めつける必要はないと思います。

 

本題に戻ります。

松太郎の場合は前に触れましたが、友達がきっかけである私立高校を見学に行きとてもきれいだったと気に入りました(きれいだったことより信頼する友人に勧められたのが大きかったようですが)。

 

星子がちょっと調べてここが良さそうと思った高校とは違ったのですが、親のおしつけ受験は避けたかったため、A県の場合は最大3校受験できるのを利用することに。

※A県の私立高校の入試は2月の初め頃に3日連続であり、A高校は1日目、B高校は3日目、というように高校毎にその3日間のうちのどこかに試験が行われます。

 

私立高校の翌年度入試日程は5月とか6月の時点ではわかっていますので、本人の希望する高校はまずは受験することにし、同じ日に試験のある高校はその時点で選択からはずれます。残り2日の試験日で受験できる高校の中から星子が候補を決め、松太郎に提案しました。良さそうな男子校があったのですが、共学を希望したため、そこも本人の希望を優先しました。

 

結論から言うと残り2校は星子の意見をほぼ受け入れてくれました。

本人が希望した高校を否定せずにまずは受験することにしたからだと思います。

 

残り2校を決めるにあたり、星子が考慮したのはやはりバランスです。

まず松太郎が選んだ高校の難易度を調べ(全県模試の結果や、先日紹介した高校受験雑誌等を参考にしました)、そこそこ松太郎の実力に合っているということがわかりました。

ということは、まずは滑り止めになる高校を選択しました。そして残り1日はチャレンジ校を選びました。

とにかくほぼ間違いなく受かるであろう高校を受験することにしておくと、先生との面談がとてもスムーズに進みます。

確実に合格できそうな高校を受験することで、少なくとも松太郎の担任はその他の受験高校については何も言いませんでした。

逆にこちらでは考えていませんでしたが、せっかくスライド合格の制度があるからと、ある高校については上のクラス→通常クラスのスライドを利用して上のクラスを受験することを勧めていただいたりしました。

 

スライド合格などについては次回にでも少し触れたいと思います。

 

余談ですが、受験することにした高校の中には、地元出身の親世代や祖父母世代にとってはヤンチャなイメージがある高校もありました。なので、両親が地元出身の場合は「う~ん…」となる場合もあるようですが、今は全然そういう感じではないようです。とはいっても親の先入観はどうしても入ってしまいますよね…。A県には昔はヤンチャだった学校が今では全然そういう感じではない、という高校が他にも幾つもあるようです。

時代が違う、というのは親として心しておきたいところです。

 

あと、結局保護者としてどの私立高校も見に行きませんでした。公立高校もですが…。

本当は子供が行かなくても受験する可能性のある高校くらいは学校説明会や見学会等行ってみればよかったのかもしれませんが、忙しくて(面倒で?)行かないまま過ぎてしまいました。

 

なので星子が選んだ2校は、難易度、通学のしやすさ、聞いた話、イメージ…こんなところで選びました。

この選び方については決して褒められたものではないと思います。

くどいようですが、一度くらいは足を運べば良かったかもです。

ただ、仕事をしている身としては、秋以降はあっという間に過ぎてしまった、という感じです。松太郎もあまりこういうことに積極的ではなかったですし、子も子なら親も親…。

 

ちなみに、実は滑り止めのつもりで受けた高校が滑り止めになっていなかったかも、というオチがつきました。前年度よりも人気が出ていて、おそらく難易度が上がっていた可能性がありました。本命私立の上位クラスには合格したのに、滑り止めクラスの上位クラスには不合格でした(通常クラスには合格できましたが)。滑り止めと考えていた高校の過去問1年分くらいしたやることができず、3校のうち初日でもあったためか、試験から戻ったときに本人いわく「全然できない問題とかあった、やばい」と。

 

本当に何があるかわからないものです。

忙しい時期ですが、だからこそ、私立高校選び慎重にやって下さい。

 

私立高校といえば、松太郎が拒否したので行きませんでしたが、A県の私学協会では、毎年秋に(今年は10月だったようです)「私立学校展(小・中・高)」というのを土日の2日間を利用して開催しているようです。

 

中1・中2の皆様で来年もし時間があれば足を運ばれれば、個別相談を行ったりもしているようですので、私立高校を受験する場合の参考になるかもしれません。

(ちなみに、中3の時にちゃんと私立学校展の案内が配布されていたようですが、松太郎は親に見せずでした。星子がはりきってしゃしゃり出そうなイベントについてはさりげなく案内を見せない、忘れたフリをする、という手段をとって彼としては防御していたようです。特に男子のお子さんをお持ちの親御さんはご注意下さい(-_-;))